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フィードクリーニング認定業者が教えます!「歯科医院の日常清掃のポイント!」

フィードクリーニング認定業者が教えます!「歯科医院の日常清掃のポイント!」

FEED NOTE

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更新日:
患者さんには毎日の歯ブラシフロス頑張ってね!と日々伝えているかと思うのですが、院内のセルフケアはいかがでしょうか?実は患者目線で見えているところは意外と汚れているかも・・?
プロケアではぜひフィードクリーニングをご相談いただければと思いますが、実は日々のセルフケアとしての日常清掃もすごく大事です。
ぜひ参考にしていただければと思います!

毎日の床の清掃は乾式の使い捨てタイプのダスターモップを使用するのが好ましいです。掃除機のように排気で細かい埃が舞い上がったりしないからです。部分的には掃除機などの方がゴミを吸い取ったりしやすい箇所もありますが、医院全体を掃除機掛けを毎日していくとワックスを傷つけ光沢が早く無くなります。
傷をつけづらいダスターモップで部屋のスミの方から始め、常に前進して拭いた後を移動します。中央はモップを左右に動かしながら常に押しながらゴミを包むように進んでいきます。集めたゴミは塵取りか掃除機で吸い取ります。
その後水拭きをする場合はマイクロファイバー製のモップでなるべくしっかり絞り拭きます。こまめにモップを洗います。
ワックス清掃後ですが、表面は乾いても内部まで完全に硬化するのは10〜14日間掛かると言われているのでその間は水拭きは最低限にしたほうがワックスが長持ちします。

ガラス

「はぁ〜」っと息をかけてクロスでキュッキュッと…笑。イメージはあっています!
【水拭きクロスと乾拭きクロス】
水拭きで汚れを取り、乾拭きで水分を拭き取る。
手順は
①水拭きクロス(汚れ取り)
ガラス面を「コの字」を書くように拭く
②乾拭きクロス(仕上げ)
ガラスの水分を素早く拭きとる(乾拭きクロスは、水分を含むと上手く仕上がらないので、ガラスが増えるほど乾拭きクロスも増やしていきます)
次に、ポイントを
①水分を拭き取る時は円を描くように素早く拭き上げる。
②水拭きは汚れ取りなので、こまめに濯ぐ。
③ガラス面が大きい時は、上半分と下半分に分ける。
※日差しが強い日は、ガラスが熱くなり仕上げが難しい為、最適なガラス掃除のタイミングは、夕方頃、もしくは曇りの日です!

ユニット

まず初めにユニットに座って頂き患者さん目線ではどこを見るのか試してみましょう。
するとスピットン周り、ワークテーブル辺りが最も目につく所ではないでしょうか?
スピットンですが、基本的には「マイクロファイバー」や、柔らかいスポンジとアルカリ洗剤で掃除するのもOKです。
もし水垢などが取れない場合はクエン酸スプレーなどがあるのでそれを使用し、その後しっかり水で洗い流してください。ここで激落ちくんなどのメラミンスポンジは強すぎて細かい傷の原因になりますので使わないようにしてください。
ワークテーブルやユニット座面についても、マイクロファイバーにて拭き取り、パラフィンや薬剤などが垂れてるのが目に見えないように意識して拭き取りましょう。
ユニット周りについては、患者さん目線が最も分かる場所なので皆さんで座ってぜひ確かめてみてください!

シンク

一番大事なのは、石膏を流さないことです。
石膏トラップが付いていても石膏は、必ずペーパータオルなどで拭き取って下さい。石膏トラップが、詰まってしまったり、悪臭の原因になってしまいます。シンクに石膏が、付着してしまってからお掃除しようとしても付着した石膏を取るのは大変です!無理して石膏を取るとシンクに傷が付いたりもします。
普段から石膏を流さなければ、柔らかいスポンジで水を流しながら軽く擦って、しっかりと水を流して下さい。その時に、蛇口も一緒に擦ってあげて下さい。しっかり水を流した後は、水拭きして最後に仕上げの乾拭きをしてください。(マイクロタオルがおすすめです)この最後の乾拭きが重要で、乾拭きをするか、しないかで仕上がりがかなり変わってきます。
石膏が付いた状態でごしごし拭いたりすると、石膏を巻き込んで傷が付いたりするので気を付けてください。

トイレ

トイレは毎日使う場所、そして1番汚れる所でもあります。汚れてるトイレは、なかなか使用しづらいですよね。そこで毎日たった5分で出来るポイントを教えちゃいます。

トイレは毎日使う場所、そして1番汚れる所でもあります。汚れてるトイレは、なかなか使用しづらいですよね。そこで毎日たった5分で出来るポイントを教えちゃいます。
【用意するもの】
トイレ洗剤・クロス(トイレ掃除シートでも可 ※クロスは清潔用と不潔用に分けます)・ブラシ・ゴム手袋
①トイレ洗剤を便器内に塗っておき、蓋、便座、ペーパーホルダー、タンク等をクロス等で拭く。
②便器内をブラシで擦り汚れをとり、不潔用クロスで拭く。
③最後に不潔用クロスで床を拭き上げて終了。
【汚れ易い3大箇所】
①便座:表面裏面をクロスで拭き上げます。特に裏面は意外に汚れてます。
②便器内:水が溜まる水位を下げておく。トイレ洗剤を塗り、2分程置いてからブラシで擦ります。内側の縁も忘れずに。
③床:尿の飛び散り、埃等を拭き取ります。
補足として、壁面も色によっては目立ちにくいですが、汚れてますので拭き上げましょう。

ドクターチェア

今回は塩ビのドクターチェアについてです。
【用意するもの】
マイクロファイバークロス・スプレーボトル(水でOK)
マイクロファイバークロスに水をスプレーして使います。四つ折りにして1回に1面使って下さい。
【清掃区分】
①座面と背もたれ、手や身体が触れる部分:アルコールなどの消毒前に拭くと効果的です。清掃頻度は高くしましょう。
②シリンダーやレッグフレーム:見落としがちですが患者さんの目に入る所なので1日1回汚れていないかチェックもしながら簡単に拭きましょう。
③キャスター:埃の他に歯科用ワックス等の固着物や硬質な塵が付着しています。月に1〜2回は固着物の除去と簡単に拭きましょう。また、キャスターにフロス等が絡まるとが動きが悪くなり床やワックスを傷付けます月に1回はチェックして古いピンセットなどで取り除きましょう。
①と②③のマイクロファイバークロスは区別して使いましょう。
待合室のチェアも同じ材質であればこの方法でお掃除できます。

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